
本業の合間に配達をしています。
現在の目標は加湿空気清浄機を買うことです。冬までには買えそうでいまからわくわくですね。
現在私は大阪で配達をしていますが僕より若そうな配達員が増えてきました。おそらく大学生くらいでしょうか、自転車やバイクで配達されています。
配達員が増えることは注文者にとってはメリットなのでどんどんウーバーイーツが盛り上がればと思います。
私の大学時代では考えられなかった稼ぎ方なので今の大学生を見て羨ましいと思う反面、勝手ながら大丈夫かなあと思う日々です。
大学生は配達員をしないほうがいい
誰でも、いつでも稼げるのがウーバーイーツのメリットではありますが、大学生はやらないほうがいいというのが私の意見です。
主に3つの理由があると思います。
社会性が培われない
大学生にとって1つのゴールが企業に就職することではないでしょうか。
その際に避けて通れないのが企業面接です。
自分自身を売り込み、採用された際は会社の売上を伸ばすことができるという事を会社側に証明しなければなりません。
企業側は、学生を見極めるために、様々な観点から学生を選別します。
その際に最も企業が求めているのはコミュニケーション力です。


この2言のみで仕事が完結します。
相手の反応をみながら柔軟に言葉を選び、会話のキャッチボールをするのがコミュニケーション。ウーバーイーツで培うことはほぼ不可能であると考えられています。
コミュニケーションを取らなくても仕事ができる点がウーバーイーツ配達の大きなメリットでもあります。
スキルが身につかない
新卒一括採用の他に、もうひとつ就職の道があります。アルバイト先へ正社員登用です。
アルバイトで身についたスキルをその企業に認められて正社員へ昇格するルートもあります。
私自身も旅館でアルバイトをし、ホスピタリティや接客力のスキルを身につけ、正社員登用された経験があります。
誰でもできる仕事の反面、専門的な技術は身につかないのがウーバーイーツ配達員です。
面接時の自己PRにつながらない
ウーバーイーツのみの学生生活の場合、エントリーシートに苦しむ可能性があります。
エントリーシートとは大学生専用の職務経歴書のようなものです。
自分自身が大学生活を通して何を学び、その学んだことを企業の業務にどのように活かせるのかを説明する書類です。
この書類と履歴書をもとに企業は学生に面接のチャンスを与え、面接時の質問の材料にするなど非常に重要な書類となります。
エントリーシートで書くことができる内容、通称ガクチカ(学生時代力を入れたこと)は主に
- 学内活動(スポーツや留学経験、研究成果など)
- 課外活動(ボランティアや学生団体など)
- アルバイト経験
大きく分けてこれらの3つに分類されます。
ウーバーイーツはこのなかのアルバイト経験に分類されます。
ここで大切なこと、面接官はウーバーイーツを知らない世代だということです。
ウーバーイーツとはなにか。アルバイトではないこと、報酬形態など1から説明する必要があります。
面接官がウーバーイーツを知らないため、学生がその仕事で得られるスキルを説明しても納得してもらえない可能性があります。
一般的なバイトの居酒屋や塾講師などは、社会に広く認知されているので、面接官はそれらのアルバイト生活で得られるスキルも予想が付きますが、ウーバーイーツは未知の領域です。
昨今の報道から配達員はマナーが悪いだとか、仕事に対する姿勢も適当という偏見に満ちた報道などもあり、イメージは良くないお仕事となっています。
そのため、他のアルバイトよりなぜその仕事を選んだかの説明が必要で、限られた時間の中で自己アピールに繋げづらい問題があります。
もちろんウーバーイーツを説明し、得られたこと客観的かつ論理的、いわゆるロジカルに説明できれば自己PRになりますが、に説明するためには訓練が必要です。
そのロジカルな説明力はウーバーイーツで身につかないスキルです。
大学生でウーバーイーツをしたほうがいい人とは
ではウーバーイーツをしたほうが良い学生とはどのような学生でしょうか。
アルバイト以外に何らかの活動をしている人
部活動やボランティア、サークル長などをしている人はエントリーシート内の自己PRに書ける内容が見つけやすくおすすめです。
就活生
就活時に大変なことの1つに日程調整があります。
面接や企業説明会が急に入ることも多く、就活のためにアルバイトを辞める学生も多くいます。
ウーバーイーツの大きなメリットはいつでも始めていつでも辞められる点です。このメリットを活かして就活をするのはとてもいい選択だと思います。
どうしてもお金が必要な人
学生生活を過ごす中で、どうしてもお金が必要なときが出てきます。
例えば留学は最低でも数十万の費用が必要です。その代わり得られるものはかけがえのないものです。私も学生時代にフランスに留学して本当に素晴らしい生活を過ごすことができました。
その他にも就活費用や部活の遠征費など、お金が必要な機会は多くあります。
ここで共通するのは、将来に向けた自分への投資に使うという点です。
就活費用はもちろん、留学や部活も将来のより良い人生のために必要な経験であるならば、ウーバーイーツ配達員になってお金を稼いでもいいのではないでしょうか。
反対に、ソシャゲの課金代や飲み代がほしいなど将来に繋がっていかない消費のために配達員になるのはおすすめできません。
ただしソシャゲ代は将来の投資に役立っているという意見もあると思いますので、このあたりは個人の価値観によって変わるとは思います。
まとめ
基本は収入を底上げするもので、貴重な大学生活をウーバーで終わらせるのはリスクがあります。
学生生活を充実させるための補助としてウーバー配達をしてみるのはいかがでしょうか。
本日も読んでいただきありがとうございます。